REPORT/INTERVIEW

  • 演劇を支える「制作」という仕事

    「制作」という職業をご存じでしょうか?
    バレエやオペラ、演劇などの舞台芸術公演、コンサート、映画など、身近にある多くの文化芸術の現場で必要不可欠な「制作」という仕事は、ジャンルごとに担う業務は様々ですが、最も長く作品に関わると言っても過言ではない重要なポジションです。
    今回は、札幌で演劇の制作者として活躍している「ラボチ」の小室明子さんにお話を伺いました。

    ー この仕事に就くきっかけを教えてください。
     もともと大学在学中に演劇を始めましたが、その頃は「制作」という仕事があることも知りませんでした。卒業後はタウン情報誌の編集の仕事をしながら細々と演劇を続け、20代半ばで上京しました。当時大好きだったある劇団の演出部文芸部オーディションというのを受けまして二次審査まで残りましたが、その後、演出部文芸部は組織されず。でもその劇団で、本職を生かして公演パンフレットの編集に携わらせていただいたり、その流れで制作のお手伝いみたいなことをしていました。その傍ら、ある演劇ユニットの制作として活動しまして、そこで基本的なことを学んだと思っています。

     その後、2006年に、小劇場演劇の制作者を支援するサイト・fringeが主催した「Producers meet Producers 2006 地域の制作者のための創造啓発ツアー」という2泊3日の勉強会に参加したのをきっかけに、札幌に帰って仕事をしようと思うようになり、2007年から札幌の劇場で働き始めました。企画公演や育成事業等々様々手がけまして、やりがいも意義も感じていましたが精神的に追い詰められて志半ばで無念の退職。2014年から「ラボチ」と言う屋号でフリーで活動しています。委託された劇団公演の制作、プロデュース公演、ワークショップ、道外カンパニーの受け入れなどを行なっています。


    ー 演劇制作の具体的な仕事内容は?
     
    団体によって、あるいは制作者によって色々だと思いますが、公演の立ち上げから終了までのあらゆることだと思っています。劇団の公演制作ということで考えると、上演を決める、劇場を借りる、予算作成・管理、スタッフの手配、キャスティング、宣伝物制作、広報、SNS管理、稽古スケジュール作成、稽古場手配、演出家と各スタッフとの打ち合わせ設定、票券管理、受付周りの準備(人員、配布物等)、ケータリング、お客様対応、公演後には出演者スタッフへのギャランティの支払い。場合によっては助成金の申請書〜報告書の作成、ツアーがあれば各地の劇場との連絡や航空券、宿の手配。演劇祭のようなものに参加するなら実行委員会などとの連絡係。といったところでしょうか。

    あとは公演までの流れの中で誰がやるか決まっていない・わからない作業は制作がやることが多いです。



    ー かなりの作業量ですが、その中で最も苦労するのはどんなことですか?その苦労が報われる瞬間は?
     演劇を見たことがない人に演劇の魅力を伝える、ということが最も苦労するしなかなか実現できないところです。理想を言えばそういう大きなことを考えていたいのですが、実際は目の前のお金のことに追われてしまっています。どこにどれだけの予算を割くか、計画通りの収入が見込めるか、見込めないときは各出演者スタッフのギャランティ以外のどこを削減していくか、予算書を睨みながら調整する毎日です。

     報われるのは、作品の質としても収支的にもいい具合に終われた時じゃないかと思います。ただ、そういうことはあまりない気がしています。制作の仕事は終わり良ければすべて良し、としてはいけないと思うので、全てにおいてすっきりと終わる、ということはなかなかないです。でも、終演後にお客様が楽しそうにしているのを見ると一瞬報われます。


    ー 最近はSNSなど様々なツールでお客様の声を目にする機会が増えましたよね。宣伝も含め、メリットが大きい印象ですが、インターネットが普及する前と比べていかがですか?
     それこそTwitterなどが流行り始めた頃は、影響力もすごく感じましたが、最近は難しいですよね。お客様も、大して面白いと思わなくても気を遣った感想をあげてくださったりしているように感じます。SNSに上がらない声をどうやって拾うかが課題だと思っています。

     紙媒体の時代は興味のない情報も目に入るような環境だったのに対して、ネットの時代は自分が興味のある情報しか目に入らない。そこをどうやって打破していくか、難しいところです。


    ー 劇団所属の制作ではなく、フリーで活動をする理由は?
     劇団に所属する、ということは全く考えたことがなかったので質問されて驚いてます。なんでだろう?色々な現場に関われる方が楽しいからかもしれません。


    ー これまでで最も印象深い作品または公演を教えてください。
     関わった公演はプロデュースした公演、依頼された公演に関わらず全て印象深いです。
    ですが、あえてあげるとすると、劇場制作時代に手がけたプロデュース公演『歯並びのきれいな女の子』。2007年の福岡との交流事業の流れで2008年に通年で北九州の飛ぶ劇場主宰の泊篤志さんの戯曲講座を行い、そこで書かれた作品をリーディング公演(*)を経てプロデュース公演(*)として上演しました。初めてのプロデュース公演だったのもあって印象深いのですが、とてもいい作品になったという達成感もありました。その戯曲講座を受けた劇作家たちのその後の活躍も含めて、いい事業だったと思っています。

     あともう一つ挙げると、柴田智之一人芝居『寿』です。劇場の仕事を辞めざるを得なくなって、鬱々としてもう札幌で演劇の仕事を続けていくことも無理かな、と思っていた時に、俳優の柴田智之から一人芝居「寿」を弘前で上演したいので手伝って欲しいと言われて、座組の仲間に入れてもらうことになりました。柴田の演劇に対する雑念のなさに初心を思い出して救われた気がしています。その後、札幌演劇シーズンでも上演し、今年2月には福岡でも公演しました。今ちょっとお休みしていますが、札幌でも稀有な才能を持つ俳優であり演出家だと思うので、『寿』は一区切りとなりましたが、次の機会も楽しみにしています。

    柴田智之一人芝居『寿』

    *リーディング公演=俳優が台本を手に持った状態で上演される公演。俳優がイスに座ったまま、朗読に近い形で行うスタイルから実際に動きを伴うスタイルまで公演によって様々な形式がある
    *プロデュース公演=プロデューサーが参加者(作家・演出家・俳優など)を提案し集めて行う公演


    ー 『寿』は素敵な作品ですよね。私も何度も拝見しました。柴田さんの次回作を楽しみにしている演劇ファンも多いのではないでしょうか。ところで、小室さんが今までに経験した「最大のピンチ!」ってどんなことですか?
     
    正直、ピンチらしいピンチは経験したことがないのですが、最近のそれっぽいことといえば昨年の弦巻楽団『センチメンタル』の大阪公演です。9月の公演時期に、大阪には台風が直撃し関西国際空港が使えなくなったのに加えて、北海道の大地震。舞台美術は宅配便で送る予定でしたが、物流大混乱のため舞台監督にハイエースに積んでフェリー+陸路で運んでもらうことになってしまい、舞台美術運搬費が予算の倍額になってしまいました。これはもう大赤字で終わってしまう、とヒリヒリしてましたが、最終的には事なきを得ました。誰も褒めてくれないですけどこのハンドリングはよくやったと自分では思っています。稽古もままならず、家族と離れるのも不安があった中で、客演(*)の皆様が楽しんで大阪公演を乗り越えてくれたことにも感謝しています。


     あと、これも昨年のことですが札幌演劇シーズンのELEVEN NINES『12人の怒れる男』は完全にキャパシティを超えてしまった感がありまして、精神的にピンチな日々でした。票券(*)を担当していましたが、5000人のお客様を相手にするというのは想像以上の出来事で、カンパニーの皆様やお客様にも随分ご迷惑をかけてしまったと反省しています。公演の二週間前くらいからは出かける支度もままならないくらいの問い合わせの電話の数で、忙しすぎて去年の7月後半から8月初めくらいの記憶があまりないです。

    *客演=劇団に所属している俳優以外の出演者
    *票券=チケット管理業務


    ー 演劇作品が上演されるまでに、どんな役割のスタッフが関わっているんですか? 
     大体公演の1〜2ヶ月前から稽古が始まり、稽古場には演出家と役者がいるのが基本です。演出助手という演出家のサポート役の人がいることもあります。稽古が始まる前から、宣伝関係は走り出します。宣伝美術をお願いするデザイナーと宣伝物について打ち合わせてチラシの作成、お客様へのダイレクトメール発送などを行います。

     公演が近くなれば照明、音響、衣装、舞台美術、舞台監督が一堂に会す場合もあれば個別の場合もありますが、打ち合わせを重ねてプランを決定し、公演へ向かいます。



    ー 演劇の魅力、演劇制作の魅力とは?
     舞台と客席とが一体になって想像力を糧にどこへでも行けてしまうというのが演劇の魅力だと思います。そういう面白い演劇は札幌ではほとんど見ることがないですけどね。そういう公演に関われたら幸せですね。

     演劇制作の魅力は、やっぱりそういった素晴らしい作品とまだ観たことのない観客を出会わせることじゃないかと思います。この辺をきちんと伝えて演劇の制作者を増やしていくことを考えないとということで、北海道教育大学岩見沢校の閔先生やtattの小島さんたちと来年度に向けて策を練っております。


    ー 現在手掛けている公演について教えてください。
     弦巻楽団の代表作『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』、札幌公演が今週末に迫っています。昨年、札幌演劇シーズン2018-冬のレパートリー作品として上演した作品を、キャストもそのままに9〜10月に札幌、帯広、東京で上演します。観終わった後に、気分良く足取り軽く会場を後にできるような爽快な作品です。何度でも観てほしい。チラシに演劇シーズンの「ゲキカン!」の悦永弘美さんのコメントを引用させていただきましたが、その通り、初めての観劇がこれだったら少なくとも演劇を嫌いになるようなことはないと思います。演劇を見たことがないお知り合いを誘って是非観に来てください。

     今回で6回目の公演なのですが、同じキャストでの再演は初の試みだそうです。そういうこともあって、稽古場ではより高みを目指す作業が続いています。前回観たという方でも新たな楽しみ方ができるんじゃないかと思います。

     今の座組、素晴らしくバランスが良いと思っていて、できることなら一生これだけやっていたいくらい好きなのですが、流石にそういうわけにもいかないので、おそらくこの座組では最後となるであろう今回のツアーを、何より私が楽しみたいと思っています。札幌公演千秋楽の翌日に帯広移動とか、スケジュール的に大変かつ予算も膨大になっていまして、それこそ今まさに大ピンチに直面している感がありつつも、稽古場にいるといい想像しかできなくなるから不思議です。とにかく東京公演に向けては台風による被害がないように、それだけを祈っています。この公演で手一杯ですが、そろそろ来年度のことも動き出さないとと気持ちばかりが焦っています。


    ー これから初めて劇場に行こうとしている観劇初心者さんへひと言お願いします。
     ひとくちに演劇といっても種類は様々です。甘えたことを言うようですが、小劇場演劇は一度目で面白くないなと思ってもいろいろ見ていくと好みの作品や劇団に出会えることもあると思います。とりあえず、再演されている作品ならある程度期待して良いと思いますので、何を見たらいいかわからない時には「再演」というのを基準にして選んでいただけたらいいかと思います。そういう意味でも札幌演劇シーズンはオススメですね。

     『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』は何度も上演されてきただけあってエンターテインメント作品として成熟してきてますし、何より永井秀樹さんという青年団(*)の名俳優が今回もさらなる深みを与えてくれています。サンピアザという商業施設の中にある劇場ですし初めての方でもハードルが低い場所じゃないかと思います。この三連休、ぜひサンピアザ劇場へお越しください!

    *青年団=1983年旗揚げ。日本の演劇界に多大な影響を与えた平田オリザ(劇作家・演出家)主宰の劇団


    インタビュー:阿部雅子
    作図:小島歌織
    舞台写真提供:ラボチ

    演劇制作会社ラボチ HP
    https://www.sapporo-engeki.com/

    弦巻楽団#34
    『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』

    【作・演出】
    弦巻啓太

    【出 演】
    永井秀樹(青年団)
    岩杉夏(ディリバレー・ダイバーズ)
    小林なるみ(劇団回帰線)
    遠藤洋平
    柴田知佳

    【日時】
    9月21日(土)18:00
    9月22日(日)14:00/18:00
    9月23日(月祝)14:00

    【会場】
    サンピアザ劇場(札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-5)

    【料金】
    一般 前売3,000円 当日3,300円
    22歳以下 前売1,500円 当日1,800円
    ※全席指定

    お問合せなど公演詳細情報はこちらをご参照ください
    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1922

     

  • アート好きにおすすめの第13回札幌短編映画祭 上映作品

    今年で13回目を迎える札幌国際短編映画祭。毎年コンペティション作品の上映と様々な特集プログラムを上映しているこの映画祭、今年は世界106の国と地域から応募された3604作品の中から選ばれた93作品が10月11日(木)〜14日(日)札幌プラザ2・5をメイン会場として上映されます。
    また、今年は翌週10月19日(金)〜21日(日)に「特別/アワード上映」としてコンペティション作品の中から受賞作品の上映や特定のテーマで集められたプログラムを上映。

    コンペティション作品はまさに多種多様であり、映像表現を用いた様々な作品が一同に介しています。そんな中からフェスティバルディレクターの島田英二さんに「アート好きにおすすめするとしたら」ということで作品をチョイスしていただきました。

    『共生-ダンス・ウィズ・AI』 原題:CO(AI)XISTENCE 12分37秒
    監督:ジャスティン・エマール 

    監督のジャスティン・エマールは写真、ビデオ、インスタレーション、拡張現実など様々なメディアを用いてイメージについての探究を行っているアーティスト。今作は第7回モスクワ国際現代美術ビエンナーレでも出展された(出展時の様子リンク)人とアンドロイドがダンスで対話を行う実験的作品。ダンスは近年俳優としてよりもダンサーとしての活躍が目覚ましい森山未來。共演するアンドロイド『オルタ Alter』は、あの石黒浩と池上高志の研究室が共同開発。
    人工知能によって周囲の環境を分析し音と身体で表現するオルタと、それに呼応する形で身体で会話をする森山未來。この作品は人間とロボットとの親密な対話が成立していくさまを丹念に映し出しています。

    上映プログラム:I-D
    10月11日(木)12:00
    10月12日(金)オールナイト29:00
    10月14日(日)16:00

     

    『血と炎』 原題:BLEEDING AND BURNING 2分36秒
    監督:ギラム・マリン Guillam Marin

    ダンスをする2人の人物が全身に赤と黒の布をまとうことで描かれる曲線は人間の身体を拡張し、人間ではない何かを想像させる。それを監督は「この作品はパレイドリアを生む」と表現している。パレイドリアとは視覚刺激を受けとり、普段からよく知っているパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を表す心理学用語。ダンス表現が映像という一視点からの記録を得ることでその表現力が数倍にもなった作品です。(予告編)

    上映プログラム:I-D
    10月11日(木)12:00
    10月12日(金)オールナイト29:00
    10月14日(日)16:00


    『Reruns』 14分23秒
    監督:ロスト Rosto

    「すべてが違っていて、でもすべてがなにも変わっていない。」哲学的な説明とともに水中に浮かぶような子どもの映像。記憶や夢を映像化したらこんな感じでは?映像作品としてそのビジュアルの美しさは目を見張るものがあります。(予告編)

    上映プログラム:I-E
    10月12日(金)17:00/22:00
    10月13日(土)12:00


    『DOWN ESCALATION』
    監督:林俊作

    監督の林俊作は中学2年生の時に第10回文化庁メディア芸術祭で奨励賞を受賞。2011年にはダミアン・ハーストなど多くの人材を排出しているイギリスのゴールドスミス・カレッジに入学。昨年札幌国際短編映画祭でも上映された『Interstitial』が先日ボルトン映画祭でベストエクスペリメンタルを受賞。アカデミー賞短編アニメーション部門の審査資格リストに入るなどその活躍は目覚ましい。そんな彼の最新作が上映。絵画が動くようなアニメーションを是非体感してください。

    上映プログラム:N-B
    10月11日(木)20:00
    10月13日(土)オールナイト25:30
    10月14日(日)10:00

    ——
    今年の札幌国際短編映画祭では2日間オールナイト上映が行われるなど映画漬けで過ごすことができるタイムテーブルとなっています。今回ご紹介した作品はあくまでごく一部。感動するドラマものもあればアニメーション、ドキュメンタリーや爆笑してしまうコメディまでその表現は実にさまざま。今まで行ったことがない方もその映像世界の多様さに触れてみてはいかがでしょうか。


     

    第13回札幌国際短編映画祭
    http://sapporoshortfest.jp/18/

    ▼期間
    ◎プログラム上映

    2018年10月11日(木)〜14日(日)
    ◎特別/アワード上映会
    2018年10月19日(金)〜21日(日)
    ◎アワードセレモニー
    2018年10月14日(日)20:00〜(予定)

    ▼メイン会場
    札幌プラザ2・5 :札幌市中央区南2条西5丁目(狸小路5丁目)

    ▼​料金

    1プログラム券 当日1300円/3プログラム券 当日3300円

     

  • ART AleRT SAPPORO 編集部 マンスリーピックアップ 2018年2月

    2月の札幌といえば全国的に有名なのがさっぽろ雪まつり。一時期は地元民はなかなか足を運ばないイベントになっていましたが、近年は雪の白さを利用した大規模なプロジェクションマッピングや、大雪像を舞台にしてパフォーマンスを行っていたりと地元民も楽しめるイベントへと変貌を遂げつつあります。個人的には世界中の人が参加する国際雪像コンクールが毎回シュールで楽しみです。そんな感じで編集部のうちの1人が独断と偏見で気になるイベントを紹介するこのシリーズ。今回は雪まつりのご近所特集みたいなかんじで集めてみました。2月の札幌は雪まつりだけではないんです。(文:カジタシノブ)

     

    開催中~2月11日(日) 札幌市北3条広場「アカプラ」
    −雪と光のプロジェクト−さっぽろユキテラス2018

    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1447

    北海道庁赤レンガ庁舎(北海道庁旧本庁舎)前の道路を2014年に広場としてリニューアルした通称アカプラ。ここでは毎年雪まつり期間中に雪と光をモチーフにアーティストによる札幌ならではの作品展開をする「さっぽろユキテラス」を実施しています。4回目となる今回は体験型の仕掛けが施された雪山や、かまくら内での作品展示のほか、夜には光のバルーンなど雪で覆われた世界を存分に体験できる作品が数々並ぶようです。氷で作られたアイスバーも夜にはオープン。雪まつり会場である大通公園からも近いので合わせて足を運ぶのに最適です。寒かったら札幌駅前通地下歩行空間(通称チカホ)を利用して行けばほとんど外を歩かずに2会場を行き来できます。

    (2月7日追記)
    2月25日まで18:30~20:30赤れんが庁舎外壁を利用したプロジェクションマッピングKAMORI Wonder Lightsが開催されており、ユキテラスとともに楽しむことができます。実際に見てきましたが作品の長さ(12分)、音響の良さ、映像の素晴らしさは雪まつり会場で多数開催されているプロジェクションマッピングよりも素晴らしく(個人的意見です)、足を運ぶ価値があります。

    開催中~2月12日(月) 札幌市資料館
    さっぽろ垂氷(たるひ)まつり2018

    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1426

    さっぽろ雪まつり会場である大通公園の西端にある歴史的建造物「札幌市資料館」を会場に、こちらも雪まつり期間中に実施される「つらら」をフューチャーしたイベント。3年に1度開催の札幌国際芸術祭から派生したSIAFラボが手がけるつららをテーマにした展覧会で、今年3回目を迎えます。資料館入り口には昨年よりさらに精度が上がった回転式巨大つらら造形マシンや、室内には曲がりくねったつららを人工的に作るマシンなどが展示。北国でなければ見ることができないつららを多角的に楽しむことができます。実際に採取したつららを3Dスキャンしたグッズの販売や制作ワークショップも。夜には入り口の回転式巨大つらら造形マシンがライトアップされていて、なんだか幻想的な雰囲気に。雪とはまた違った北国の象徴であるつらら。雪像とともに楽しめそうです。

     

    開催中~3月2日(金) 北海道文化財団アートスペース
    磯 優子 個展 「私という重なり」
    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1383

    こちらも雪まつりの会場である大通公園のすぐとなり、北海道文化財団のアートスペースで開催されている磯優子さんの個展。磯さんは個人的にとても注目している作家さんの1人。とりあえず札幌から10人平面作家選べ!って言われたら今なら絶対選びたい。版画とCGを駆使してシンプルで洗練された線で構成されながら多彩な表情と肉体を見せてくれる女性たちを描く作家さん。CGだけではないからこそ感じられる柔らかな質感も実物を是非目にしていただきたい。磯さんは昨年は宮の森美術館から発信されたアートとカフェを楽しむ円山宮の森散策mapのデザインを手がけるなどデザイナーとしても活躍。また3月7日から東京の3331で開催される3331ART FAIRにも出品予定などすでに活躍の幅がすごい勢いで増えてらっしゃる様子。会場である北海道文化財団アートスペースが平日17時まで、しかも土日祝日は閉まっているというなかなか狭き門ですが、タイミングが合えば是非。

     

    2月7日(水)~2月12日(月) 教育文化会館小ホール
    札幌演劇シーズン2018冬 レパートリー作品 弦巻楽団『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』

    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1374

    もうしつこいですが、こちらも雪まつりの会場である大通公園のすぐそば(といっても大通公園は1〜13丁目までありますが)、教育文化会館で開催される演劇作品。過去に札幌で上演された数々の作品の中から優れたものだけを選び1ヶ月間に5作品上演する企画札幌演劇シーズン。年2回開催されるこのイベントは昨年冬から、演劇シーズンで上演したものの中から厳選した作品を再度上演する「レパートリー作品」という枠を設立。今回のレパートリー作品は以前若手演出家コンクール2014で最優秀賞を受賞した際にインタビューにも出演いただいた弦巻啓太さん率いる弦巻楽団による『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』が上演されます。恋愛を幻想としか思わないシェイクスピア専門の大学教授がラジオの声に恋をしちゃって大暴走するラブコメディ。過去のレパートリー作品も演劇初見の人でも楽しめると好評なようなので、今回も要注目です。公演特設サイトではより詳しい情報もご覧いただけます。

     

    2月15日(木)・16日(金) PROVO
    川上未映子×マームとジプシー MUM&GYPSY 10th Anniversary Tour vol.2 「みえるわ」​

    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1417

    東京ではチケットがほとんど手に入らないほどの人気団体である演劇団体マームとジプシー。率いる藤田貴大さんは北海道伊達市出身。昨年札幌国際芸術祭2017で行われた企画「さっぽろコレクティブ・オーケストラ」に演出協力として参加(同企画コンダクターの大友良英さんとの対談記事)。また同時期に10周年第1弾ツアーとして札幌でも初めて公演が行われました。今回の10周年第2弾ツアーは小説家・川上未映子さんとの共作。書き下ろしを含む複数の詩を演劇として表現するとのこと。2013年から続く川上未映子氏とマームとジプシーの新たな表現を見られる貴重な機会です。と思って今見たらチケットソールドアウトでした。気になった方は今後札幌で公演がある時は早めにご購入を。公演の前日である2月14日には先程ご紹介した北海道文化財団アートスペースにて藤田貴大さんと俳優の青柳いずみさんを迎えてのトークが開催とのこと(詳細)。限定30名ですがまだ発表されたばかりですので気になる方はチャンスです。

     

     

     

    というわけでさっぽろ雪まつり会場を中心にご紹介した今回。とはいえ2月は雪まつり期間以外にも、札幌中心部でなくとも様々なイベントが開催されています。是非ART AleRT SAPPOROでチェックしてみてください。また、あまりART AleRTには掲載されていませんが2月は卒業制作展シーズンでもありますので若い力を見に行くのも一興です。学校の関係者の方は是非開催情報お送りください!(イベント情報提供はこちらから

  • ー乳清のような作品をつくりたいー 「ホエイ」プロデューサー河村竜也さんに聞く

    2016年のTGR札幌劇場祭で大賞を受賞し、その受賞作『珈琲法要』で札幌演劇シーズン2018-冬に道外劇団として初めて参加する「ホエイ」。

    江戸末期に北海道で起きた津軽藩士の大量殉難事件を描いた『珈琲法要』、昭和新山誕生により消滅した集落とそこに暮らす人々の生活を描いた『麦とクシャミ』、そして、ダムの底に沈んだ町「大夕張」を描いた新作『郷愁の丘ロマントピア』。

    東京の劇団でありながら、北海道を舞台にした作品を多く手掛けている「ホエイ」のプロデューサー河村竜也さんにお話しを伺いました。

    『珈琲法要』©NagareTanaka 2015年

     


    ーまず、劇団について教えてください。所属メンバーは3名とのことですが。

    はい。プロデューサーの私(河村)、作・演出の山田百次(やまだ ももじ)、制作の赤刎千久子(あかばね ちくこ)の3名です。

     

    ー劇団としてはちょっと少ないように感じますが。

    こんなことをいうのもなんですが、僕は日本の劇団制度にあまり明るい未来を描けていません。作・演出が主宰を兼任する劇団が多いと思いますが、劇団はステップアップしていく過程が実は一番大変なんです。劇団のガバナンス(*)を維持することと、作品の質を高めること、その両方を芸術家がやるのは、いまの時代、よほどのカリスマか強権でない限り厳しいだろうと思うんです。なので、権限を分けて、最小限の人数にとどめています。

    *ガバナンス=集団の運営管理

     

    ー先日まで「青年団リンク ホエイ」でしたが、今回から「ホエイ」になった経緯と「青年団リンク」という仕組みについて教えてください。

    私は「ホエイ」のプロデューサーであり、青年団(*)の劇団員でもあります。
    青年団の劇団員は誰でも公演を企画立案することができて、 企画が通れば若手自主企画〇〇企画として活動をスタートさせることができるんです。私の場合は「河村企画」でした。

    そこで一定の評価を得ると「青年団若手自主企画」からカテゴリーが1つ上がり「青年団リンク」を名乗ることができます。また、活動するためのカンパニー名をつけることも出来ます。やがてはその「青年団リンク」を卒業し、ひとつの劇団として独立します。松井周さんの「サンプル」や、柴幸男さんの「ままごと」も「青年団リンク」からの卒業組です。

    私の場合はそれが「ホエイ」だったので、「青年団リンク ホエイ」として活動していました。いずれも、こまばアゴラ劇場(*)から公演支援金をもらい自主的に運営します。公の助成金を獲得するためのノウハウも、この流れの中で学ぶことができます。

    こまばアゴラ劇場には、実際に公演を行う劇場の他に、青年団をはじめとする俳優やスタッフ、稽古場、そして何よりも支援会員(*)がいるので、潤沢な環境で創作に集中し、発表することができるんです。日本随一の育成システムだと思います。

    私たちは、2013年に若手自主企画「河村企画」として発足し、「青年団リンク ホエイ」を経て、今年1月、青年団から独立しました。札幌での『珈琲法要』再演が、独立後はじめてのホエイ公演となります。

    *青年団=1983年旗揚げ。日本の演劇界に多大な影響を与えた平田オリザ(劇作家・演出家)主宰の劇団
    *こまばアゴラ劇場=劇団青年団が運営している小劇場。平田オリザが支配人兼芸術監督を務めている
    *支援会員=年会費で劇場や劇団をサポートする支援制度。特典としてアゴラ劇場の主催・提携・連携公演などを観劇することができるため、集客面でのサポートにも繋がっている

    『珈琲法要』(C)NagareTanaka 2015年


    ーなるほど。劇団運営を知るためには素晴らしい仕組みですね。なぜ所属している劇団とは別に「ホエイ」を作ろうと思ったんですか?名前の由来も教えてください。

    こまばアゴラ劇場は、以前「サミット」という地域の若手カンパニーを東京に紹介するフェスティバルを運営していました。チェルフィッチュの岡田さんや、KUNIOの杉原君がディレクターをしていて、山田百次が主宰している「劇団野の上」もアゴラ劇場で上演しました。「野の上」は青森を拠点に活動している劇団です。山田自身は、その頃すでに関東に引っ越していたのですが、「野の上」の公演をするときは青森に戻っていました。サミットでも紹介され、東京でも少しずつ認知され、青森だけでなく東京にも活動の場を広げたい、そう思っている時期でした。

    私は青年団員なので、自分の企画公演ができます。山田の作品に関心があったし、自分が加わることでもっと作品を良くすることができるというイメージもありました。環境面で苦労しているのを見て、彼を誘い、私がプロデュース、彼が作・演出という形で若手自主企画「河村企画」を始めたんです。おかげさまで2013年に創った一作目の『珈琲法要』がヒットし、翌年すぐに昇格が決まって、カンパニー名を考えなければいけなくなりました。

    「ホエイ」は、ヨーグルトの上澄みやチーズをつくる時に牛乳から分離される「乳清」のことです。乳清のように「何かを生み出すときに捨てられてしまったもの」、そんな作品を作りたいと思っています。

    日本は斜陽に向かう中で、今後ますます分断が進む厳しい社会になるだろう、2014年当時、そういう強い懸念を私は抱いていました。「それなら、分断の狭間に立ち世界を描こう」という意思を込めて付けました。

     

    ー所属メンバーの3名は、それぞれ俳優としても活動なさってますが、出演者はどのように決めているんですか?

    キャスティングは全て私と山田で決めています。
    私たち自身の出演に関してはケースバイケースですね。山田が出なかったこともありますし、僕も代わりに演じてくれる俳優さんがいたら全然出なくてOK。赤刎はここぞという時に出る、という感じです(笑)

    客演(*)を呼ぶとその分コストもかかりますし、「やっぱり二人とも出ている作品がいい」と言ってくれるお客さんもいます。ただ、私と山田が二人とも出演してしまうと、特に作品の仕上げのところで客観的に見るのが難しくなってくるので、最近は演出助手をつけたり、ビデオを撮って後で検証できるようにしたり、稽古場では客観性として俳優の意見を積極的に取り入れています。やはり、話すことで一人一人がどういうシーンを作ろうとしているのか、イメージのどこにズレがあるのかが明らかになってくるんです。根気と高度なコミュニケーションスキルが必要とされる作業ですが、とても重要だと思うようになりました。

    イメージと客観性を共有して、俳優が自分自身を演出する、というところを目標の最低ラインにしています。その作業に耐えられる俳優かどうかが、私たちのキャスティングでは大事な点になっているんだと思います。

    順番は、企画立案、登場人物、キャスティング、プロット(*)、執筆、です。
    基本的には役に合わせてキャスティングしていき、その流れで「じゃあこの役は山田がやるか?やらないとしたら…」などを話していきます。

    *客演=劇団に所属している俳優以外の出演者
    *プロット=台本作成前に行う物語のおおよその流れを決める作業


    ー新作を含めると劇団の公演全6作品中3作品が北海道を舞台にした作品ですが、北海道を意識した理由は?

    北海道の、いつ、どこを切り取っても背景には日本という国が抱えるジレンマや問題が浮かび上がってきます。北海道には、日本の近代化におけるすべてが濃縮されていると思います。日本の近代化とはなんだったのか、何を目指して、どこに来てしまったのか、根気のいるこの問いを続けない限り、この先どこにもいけないだろうと考えているので、まずは北海道から始めることにしました。


    ー3つの北海道作品について、それぞれ創作のきっかけを聞かせてください。

    『珈琲法要』は、もともと山田が創作していた20分ほどの短編戯曲をもとにリメイクした作品です。1807〜8年にかけて、宗谷と斜里に従軍した津軽藩士たちの話ですが、兵站を軽視した行軍や、面子のための情報隠蔽など、近現代に通じる普遍的なテーマだと思いました。

    『麦とクシャミ』は、昭和新山の生成により消滅した壮瞥の集落の話です。昭和新山は太平洋戦争の勃興に合わせて山が隆起し始め、戦争の終息とともに火山活動も終えた、なんとも不思議な成り立ちの火山です。国策による戦争と、火山生成という天変地異、この二つの被害を一度に被った集落の人々はどう生きたのだろう、その関心が創作意欲をかきたてました。もちろん、遠景には原発と津波という二重の災害を被った福島のイメージもありました。

    『郷愁の丘ロマントピア』は、現代の夕張市の話です。夕張の中でも「大夕張」という、いまはダムの底に沈んでなくなってしまった町、そこで暮らした元炭鉱夫たちを描いています。かつてそこに栄えた町があったという強烈な残滓と、弔われることなくまだそこに漂っている強い想い、実際に夕張で感じた体験をそのまま作品にしています。その寂しさや、やるせなさは、現代の日本で私たちが一番受け入れなければならないものなのではないかと思い、三部作の三部目にこの作品を創りました。

    『麦とクシャミ』2016年

     

    ー東京と北海道とでは、上演する時の違いはありますか?観客の反応の違いとか。

    うーん、どうでしょう…。
    あまりないと思いますけど、北海道の人たちは自分たちの土地の問題を話さない、という風潮があると聞いたことがあります。そういう意味で、自分たちのある種タブーに(外者に)触れられた、という緊張感が客席に多少あるのかな、とは思います。気がするだけで、実際はわかりません。


    ー『珈琲法要』ではアイヌ女性も描かれていますね。難しくデリケートな作業だったと思いますが、実際の稽古などはいかがでしたか?

    東京の八重洲にあるアイヌ文化交流センターに資料収集に行ったり、ムックリ製作のワークショップに行ったりしました。デリケートな問題ですが、デリケートになりすぎて保守的になりすぎないように気をつけました。どの人間もフラットに、自在に存在できるのが演劇の面白み、というか力だと思うので、そこは存分に楽しみながら創作しました。

    『珈琲法要』©NagareTanaka 2015年

     

    ー『珈琲法要』が北海道で評価され、道外劇団としては初めての演劇シーズン参加となりますが、意気込みなどあれば聞かせてください。

    敷居をまたぐような格好で、どちらかといえば恐縮しています。
    とにかく作品をよりブラッシュアップしてお届けしたいという思い、それに尽きます。

     

    ーところで、河村さんはどんなきっかけで演劇を始めたんですか?

    私は広島出身なんですが、18歳の時に地元で青年団の『ソウル市民』という作品を見たのがきっかけです。1909年のソウルが目の前にありありと現れていく情景に、魂を吸いとられるような感覚を覚えました。

     

    ーその作品を観る前、演劇との関わりはありましたか?

    大学に入ってすぐの新入生歓迎イベントで演劇部のプレゼンがあって、一人の俳優が舞台上のベンチにただ横たわる、みたいなパフォーマンスがあったんです。それは、ピーター・ブルック的に言えば「十分な演劇」でした。で、「面白いな」と思って演劇部に入っちゃったんです(笑)

    でも、1998年当時、その演劇部で行われていたのは東京の潮流からは5〜10年くらい遅れていたんですね。どの地方でもそうだと思いますが、「真似事みたいな演劇」で、これは違うなと思って離れました。ちょうどパソコンとデジタルビデオカメラが普及して、誰でも自主映画が撮れるようになり始めた最初の時代だったこともあり、映画の方に惹かれていきました。

    そんな矢先、広島市現代美術館で演劇がおこなわれる、という情報が流れてきて、気になって観に行ったんです。それが青年団の『ソウル市民』です。その時、ワークショップにも参加したんですが、演劇部で感じていた演劇に対する違和感やダサさを言い当ててくれるような体験でした。

    『ソウル市民』©TsukasaAoki 1998年

     

    ーその後、青年団に入るために上京したんですか?『ソウル市民』を観てから何年後ですか?

    2002年、大学卒業後すぐに上京し、下積みとも言えないうだつの上がらない生活を経て、2005年に入団しました。『ソウル市民』との出会いから7年後のことですね。

     

    ー青年団に入ってから、その作品『ソウル市民』の再演に出演していますよね?キャスティングされた時はどんな気持ちでしたか?

    もちろん嬉しかったし、何かに到達したと言う感慨もありました。稽古は夢の世界に入って行くような興奮さえありました。だけど、18歳の時にみた『ソウル市民』からもうすでに10年近く経っていて、作品を自分の力でアップデートしなければいけないのだと気付き、当時はまだまだ力及ばず、やり切れなさが残った悔しい体験でした。でも、そうしてオリザさんには様々な環境を与えてもらい、育ててもらったと感謝しています。

     

    ー河村さんにとって演劇の魅力とは何ですか?

    人間は不完全で、その不完全さを補うために想像力があったり、家族や友達がいたりします。演劇は、観客の想像力に多くを委ねる表現です。演劇の最低条件は、言うなれば不完全であることともいえます。その不完全なものを、舞台上と客席で補い合おうとするところに、人間らしい営みとしての魅力があるんじゃないでしょうか。

    『郷愁の丘ロマントピア』©NagareTanaka 2018年

     


    インタビュー:阿部雅子
    写真提供:ホエイ

    ホエイ HP
    https://whey-theater.tumblr.com/

    <ホエイ札幌公演情報>
    札幌演劇シーズン2018-冬 『珈琲法要』

    【作・演出】
    山田百次

    【出 演】
    河村竜也(ホエイ/青年団)
    山田百次(ホエイ/劇団野の上)
    菊池佳南(青年団/うさぎストライプ)

    【日時】
    1/27(土)14:00 、18:00
    1/28(日)14:00
    1/29(月)19:00
    1/30(火)19:00
    1/31(水)14:00
    2/01(木)14:00

    【会場】
    シアターZOO(中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F)

    【料金】
    一般 3,000円、学生 1,500円

    お問合せなど公演詳細情報はこちらをご参照ください
    https://artalert-sapporo.com/events/detail/1372