かつて、ここには
Once Here...
トラムニストギャラリー
- ART
- PHOTO
写真は撮った瞬間から過去のものとなり、死や終末の堆積が始まる。撮ったその瞬間は「死んだ」ものとなりその遺影を眺めている。写真はそうした追憶から逃れることはできない。ある風景を撮るとき、そこには既に長い時間の堆積がある。その目に見えない堆積は「写る」のであろうか。
大橋英児は自動販売機の置かれた風景写真で知られているが、その傍らで北海道開拓の過程で囚人らによって建設された「囚人道路」の歴史を追って撮影している。その写真はそこにある無念の死の重みと忘却について問いかける。
森利博は道東の鉄道跡などの産業遺構を追いかけ、繁栄を通り過ぎた人の営みの残滓を掬い撮る。
白濱雅也は北海道で知る「消え去った街」の存在を体感的気配として読み取ろうとする。
この展覧会は消えた風景を見つめて、その写真に潜む死と歴史を探す試みである。
企画:白濱雅也
▼出品作家
大橋英児/白濱雅也/森利博
※この展覧会は札幌市文化芸術活動再開支援事業を活用しています。
INFORMATION
このイベントは終了しています
- 日程
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2022年09月23日(金)〜2022年10月09日(日)
- 時間
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11:00-18:00 ※最終日は17:00まで
- 休館日
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月曜日
- 入場料
無料
- アクセス
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札幌市中央区南5条西15丁目2-5 トラムニストビル2F
- ◎市電 西線6条 徒歩1分
- ◎地下鉄 東西線 西18丁目駅 徒歩12分
- お問合せ
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白濱雅也 fukagawalabo@gmail.com
This event has ended.
- SCHEDULE
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2022/09/23 [Fri]〜2022/10/09 [Sun]
- TIME
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11:00 a.m. - 6:00 p.m. *open until 5:00 p.m. on the final day
- CLOSED ON
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Monday
- FEE
Free
- ACCESS
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Tramnist Bld. 2F,2-5,W15S5,Chuo-ku,Sapporo-shi
- Tram Nishisen 6 rokujyo 1minute(s)walk
- Tozai Subway Line Nishi 18 jyuhacchome Station 12minute(s)walk
- CONTACT
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fukagawalabo@gmail.com