PANCETTA Special Performance “Gouche”

生活支援型文化施設コンカリーニョ

MUSIC
STAGE

PANCETTA × tupera tupera
PANCETTA Special Performance
“Gouche”

子どもだけでも、大人だけでも楽しめる
——Not only kids , But also adults——

ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りでした。けれどもあんまり上手でないという評判でした。上手でないどころではなく実は仲間の楽手のなかではいちばん下手でしたから、いつでも楽長にいじめられるのでした。

昨年パトスにて上演した「声」がTGR 札幌劇場祭にて大賞を獲得。
今年は宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」を原作に、子どもから大人まで楽しめる舞台として新たなゴーシュを上演します。

ピアノ・チェロ・サックスによる生演奏と、絵本作家ユニット tupera tupera によるカラフルで遊び心あふれる衣装や舞台美術が魅力の作品です。

音楽・美術・演劇がひとつになった“喜劇”として、子どもも大人も一緒に楽しめる内容となっています。

▼プロフィール
PANCETTA
作品毎にクリエーションメンバーを集め上演している主宰・演出家の一宮周平によるパフォーマンスユニット。観客の視覚的な情報を可能な限り減らし、生演奏と光の効果により「ただそこに必死に生きている人」に目を向けさせる演出手法は、観客と作り手が時間と空間を共有することを可能にしている。共有した時間と空間からうまれる感情と向き合い想像力を広げることにより、観客主導で新たな視点がうまれる舞台の提供を目指している。

PANCETTA（パンチェッタ）主宰／脚本・演出・俳優
人間の身体を駆使し、表現の可能性を示唆するとともに、目の前の人や者や環境との「対話」を重視する創作手法をとっている。人間のもつ「おかしみ」に様々な角度から光をあてた「喜劇」を創作し、演者・鑑賞者がともに「喜劇」空間に同居することにより、観客が日常生活の中に「おかしみ」を発見するきっかけをクリエーションしている。
――受賞歴――
グリーンフェスタ2017 BASE THEATER賞受賞（マグズサムズ「パパママ☆サイバン」演出）
第9回せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ・オーディエンス賞・俳優賞受賞
若手演出家コンクール2018 最優秀賞・観客賞受賞
第6回世田谷区芸術アワード「飛翔」舞台芸術部門受賞
ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU”2023年度上演団体
いしかわ百万石文化祭2023「百万石演劇大合戦」決勝公演観客最多投票取得

▼スタッフ・キャスト
原作
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」

脚本、演出
一宮周平（PANCETTA）

出演
佐藤竜、轟もよ子、瞳、一宮周平

ピアノ　加藤亜祐美
チェロ　志賀千恵子
サックス、他　江川良子

舞台監督　太田真介（NPO法人コンカリーニョ）
美術、衣装デザイン　tupera tupera
照明　竹屋光浩（ヘリウムスリー）
音楽　加藤亜祐美
音響　佐藤翼
当日運営　佐久間泉真（弦巻楽団）
グラフィックデザイン　齋藤俊輔、愚川知佳
制作協力　阿部藍子
PR　Chika
協力　黒太剛亮（黒猿）、根来美咲

助成：芸術文化振興基金助成事業、
Sapporo Culture Knot Week（令和7年度札幌市文化芸術創造活動支援事業）
協力：さっぽろアートステージ2025実行委員会、札幌劇場連絡会、一般社団法人劇団弦巻楽団
後援　札幌市、札幌市教育委員会
主催、企画、製作　PANCETTA