光の園へエッセ5人展－終章

Hikari no Sono he Esse５ninten－Syusyo

ギャラリーエッセ

ギャラリーエッセの５回目となる企画展で、最終章となる今回のテーマは「光の園へ」。
この５人展は、新道展と美術評論家の柴橋伴夫氏の企画のもと、2019年に「新道展選抜作家展」として始まりました。
２回目以降は柴橋氏企画で毎回テーマを変えながら同じ５人展として開催しています。
作家は安味真理(北広島市）、堅田智子(苫小牧市）、田中郁子(浦河町）、楓月まなみ（札幌市）、水高和彦（恵庭市）の５名。
大作を中心にした絵画作品約15点ほどを展示予定です。

「光の園へ」柴橋伴夫(美術評論家）
モネら印象派の画家たちは、アトリエから野外空間へ出て、ひたすら自然光により変化する物象をつかみとろうとした。それはまさに革命的出来事だった。彼らは、そうした試行により〈光〉による〈園〉をタブローの中につくり出そうとした。
今回のテーマを「光の園へ」としたのは、抽象・具象をとわず、画家にとって〈光〉は〈聖なるもの〉〈根源的なもの〉といえるからだ。さらにいえば〈光の園〉は、自然界だけに存在するものだけではなく、みずからが〈内視する世界〉にもひそんでいるといえる。五人のメンバーが、作品空間の中にどんな感性豊かな〈光の園〉を開示してくれるか楽しみにしている。