ART BOX 坂東 史樹「昼と夜の曖昧な境界線」
ART BOX Chisei Kobayashi Exhibition
アートボックス
- ART
2019年度、第4回目の展示は、指名型プロポーザルで選定された、坂東史樹「昼と夜の曖昧な境界線(a vague boundary between night and day)」です。
坂東は、坂東自身が夢で見た風景を精密な模型で復元し、そこに日常生活で経験する現実の社会を模型に加え夢と現実のあいまいな融合を創作しています。それらはまるで現実かのようなリアルな光景として精密に描写され、坂東自身のイメージを具現化しています。今回の作品は、模型自体に電飾を仕掛け配置するインスタレーションの作品を展示します。是非、この機会に坂東の精緻な模型をご覧ください。
作家コメント
心象上の太陽は一生に一度だけ暮れる。
後は長い夜の海の航海なのかもしれない。
一度きりしかない昼と夜と、その間(はざま)を思う。
自身の人生を振り返った時、意識が主観から客観へと移行する思春期を境に「太陽が沈んだ」と感じることが度々ありました。
思春期以前の思い出す風景は、太陽が空高く強く輝いていますが、意識が移行する過程で夕焼けから深い夜へと変化しました。
特に、移行期の美しい「心象上の夕暮れ」は、強く心に残っています。
それは、これから「夜の海の航海」へと旅立つ前触れであり、予感・恐れ・期待に満ちた瞬間ではなかったか、と思います。
坂東 史樹(ばんどう ふみき)現代美術作家(2020年3月現在)
略歴
1963年 北海道浦河町生まれ
1988年 創形美術学校卒業
1995年 ユニバーシティ・オブ・ロンドン、ゴールドスミスカレッジ大学院卒業
一貫して意識/無意識のはざまでの微かな実存を問いかける作品を制作。
立体、平面、写真、インスタレーションなど、方法は多岐にわたる。
近年は、写真撮影のために始めた模型それ自体をインスタレーションの素材として使用し発表している。
INFORMATION
このイベントは終了しています
- 日程
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2020年03月01日(日)〜2020年05月31日(日)
- 時間
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8:00~22:00 ※最終日は20:00まで
- 入場料
無料
- アクセス
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アートボックス
札幌市中央区北5条西2-5JRタワー1階 東コンコース
- ◎地下鉄 南北線 さっぽろ駅
- ◎JR 函館本線・千歳線・学園都市線 札幌駅
- お問合せ
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JRタワー文化事業部 011-209-5075(平日)
This event has ended.
- SCHEDULE
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2020/03/01 [Sun]〜2020/05/31 [Sun]
- TIME
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8:00 - 22:00 *open untile 20:00 on the last day
- FEE
Free
- ACCESS
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ART BOX
EastConcourse,JRtower 1F,2-5,N5-W2,Chuo-ku,Sapporo
- Nanboku Subway Line Sapporo Station
- JR Hakodate Line, Chitose Line and Gakuentoshi Line Sapporo Station