荒木悠 新作映像展「RUSH HOUR」
Yu Araki solo exhibition "RUSH HOUR "
CAI02
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2018年にロッテルダム国際映画祭でタイガーアワード賞受賞した短編《マウンテン・プレイン・マウンテン》は、北海道帯広のばんえい競馬場を舞台にしており、北海道には何度となく足を運んでいるゆかりのあるアーティストである。
本展では新たに2017年から白老、網走、道東と冬の北海道を幾度も巡り、構想から2年越しの新作映像展となる。釧路の風物を舞台とした火のカムイを想起させる北海道冬のひと時を、是非ご高覧いただきたい。
荒木 悠|YU ARAKI
1985年山形市生まれ。大学で彫刻を、大学院では映像を学ぶ。2013年タシタ・ディーン ワークショップへの参加をきっかけに、食文化と信仰の伝来を誤訳という切り口で結びつけた映像詩《ANGELO LIVES》を制作。以後、異文化間のはざまや差異に着目した映像インスタレーションを展開している。近年では展覧会形式にとどまらず映画祭でも作品が上映されており、2018年には帯広のばんえい競馬場を舞台にした短編《マウンテン・プレイン・マウンテン》が第47回ロッテルダム国際映画祭でタイガーアワードに輝き、多くの映画祭で注目される。また、同映画祭に正式出品された短編《利未記異聞》は第35回カッセル・ドキュメンタリー・フィルム・アンド・ビデオ・フェスティバルにて審査員特別賞を受賞。2019年、ヴィクトル・ピンチューク財団主催の第5回フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズの最終候補に選出され、第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ公式関連展にも出品。北海道へは2017年2月以降度々足を運んでおり、CAI02では構想から約2年越しの新作映像を発表する。
主な個展
2016 「複製神殿 Temple of the Templet」アートギャラリー1 横浜美術館(横浜)
2017 「双殻綱:第一幕 Bivalvia: Act I」無人島プロダクション(東京)
2018 「LOST HIGHWAY (SWEDED)」ボルボ スタジオ青山(東京)
2019 「ニッポンノミヤゲ LE SOUVENIR DU JAPON」資生堂ギャラリー(東京)
主なグループ展
2016 「岡山芸術交流 2016: Development」旧後楽館天神校舎跡地(岡山)
2017 「The Way Things Do」ジョアン・ミロ財団現代美術研究センター(バルセロナ)
2018 「視覚芸術百態:19のテーマによる196の作品」国立国際美術館(大阪)
2019 「大地の物語」札幌大通地下ギャラリー500m美術館(札幌)
2019 「Future Generation Art Prize @ VENICE 2019」Palazzo Ca’ Tron(ヴェネツィア)
2019 「The Island of the Colorblind」アートソンジェ・センター(ソウル)
2019 「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」清水寺(京都)
主催:CAI現代芸術研究所 / CAI02
企画:佐野由美子
協力:さっぽろ天神山アートスタジオ
INFORMATION
このイベントは終了しています
- 日程
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2019年10月04日(金)〜2019年11月09日(土)
- 時間
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13:00-19:00
オープニングパーティー 2019年10月4日(金) 19:00-21:00
アーティストトーク 2019年11月9日(土)17:30-19:00
荒木悠+大下裕司(大阪中之島美術館準備室学芸員)
- 休館日
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日曜・月曜・祝日
- 入場料
無料
- アクセス
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CAI02
札幌市中央区大通西5丁目 昭和ビルB2F
- ◎地下鉄 南北・東西・東豊 線 大通駅 出口1 徒歩1分
This event has ended.
- SCHEDULE
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2019/10/04 [Fri]〜2019/11/09 [Sat]
- TIME
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13:00-19:00
Opening reception : 7–9pm, October 4 (Fri.), 2019
Closing talk: 5:30-7pm, November 9 (Sat.), 2019
- CLOSED ON
-
Sun.&Mon.&National holiday
- FEE
Free
- ACCESS
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CAI02
Showa bld B2F ,Odori-W5, Chuo-ku, Sapporo
- Nanboku Subway Line, Tozai Subway Line and Toho Subway Line Odori Station Exit1 1minute(s)walk