今井優美子 馬の絵展 -蹄跡
Yumiko Imai "from Equus"
カフェエスキス
- ART
作中の馬たちは、かつてわたしを乗せてくれた馬、かつての恩師、旧友、恩人の方々に縁あった馬、現在携わっているホースセラピーの施設で出会った馬、わたしの頭のなかでいつも思い巡り駈け抜けている馬たちの姿です。
馬のうつくしさ、優しさ、自由さ、時に荒々しさや繊細さ、ヒトと生きて尚、失わない野生の強さなど、馬の素晴らしさを感じていただけましたら幸いです。
※Equus(エクウス): ラテン語で”馬”の意味
▼展覧会によせて
馬との出会いのはじまりは、わたしが小さい頃、近所の農家さんが道産子馬を飼っており、その馬に会いたくて毎日のように紙と鉛筆、人参を持って通っていたのが最初のように思います。
縁あって、函館競馬場のスポーツの少年団に入り、10歳から馬に深く関わる機会に恵まれました。決して裕福な家庭ではありませんでしたが、馬の世界に心から惹かれて成長して来られてきたと振り返ります。
幼い時も、どんな年代も、心が折れそうなとき、折れたときですら、馬の存在に救われ、支えられて自分は生きてこられたと思っています。
長い歴史の中、きっと人類にとってそうであったように、馬は、たた、ただ、静かに「あなたはここに居ていい」と寄り添い、肯定してくれた存在でした。
いつか、時が来たら、今度はわたしが馬たちに恩返しできる側になる、自分の人生の持ち時間が許す限り、そう在り続けたい、と今に至ります。
作中の馬たちは、かつてわたしを乗せてくれた馬、かつての恩師、旧友、恩人の方々に縁あった馬、現在携わっているホースセラピーの施設で出会った馬、
わたしの頭のなかでいつも思い巡り駈け抜けている馬たちの姿です。
人間も、馬も、自分の輝ける場所、心安らげる”居場所”を探し続ける旅という時間を、生涯かけて生きています。
時に戦うことも、逃げることも、すべては生き切るためということを馬が教えてくれている気がします。
生きることそのもの自体、戦いであり、競走なのかもしれません。
命の行き着く先、それには順位も優劣もなく、ただ力を出し切って辿り着けたかどうか…
その旅路におつき合いいただき、馬のうつくしさ、優しさ、自由さ、時に荒々しさや繊細さ、ヒトと生きて尚、失わない野生の強さなど馬の素晴らしさを感じていただけましたら幸いです。
わたしが10歳の時、母が病で車椅子生活になり、それから障がい者乗馬、ハンディキャップホースというものを考えるようになって、もし馬に携わるのなら、引退した競走馬、レースや競技で一番になれずとも次の馬生、才能の活かせる場所になる助けができるニンゲンになろう、そして馬を描かせたら日本一(誰と比べることでもないのですが…)になろう、子供の頃から将来の目標が二つあって、どちらも決められませんでしたが、現在、ホースセラピーの施設でセラピーホースの調教に携わりながら、描きためた絵画作品を展示する機会をいただき、どちらも捨てなくてよかったです。
▼画材について
鉛筆画の静謐な湿度のない空気感と、スケッチやクロッキーの生き生きした荒々しい線、何度でもリライトできることも好きで、よく鉛筆を使います。
フランダースの犬のネロ少年ではありませんが、中学卒業後、アルバイトをしながらの馬術修行の身でしたので画材に多くを費やすことはできなかったのと、何時いかなる時も持ち運べてどこでも描けることもあり、どこへ行くにも鉛筆は持っていきました。
モノクロのなかに、わずかに「朝まだ来(き)」のような、夜明け前や夕暮れ直後のような少し切なくなるような色合いを感じる絵があったらいいのに…と、色数を絞ってインクテンスペン(水に濡れるとインクのように発色し、乾くとにじまない特性がある、ドイツ、ダ―ヴェント社の水溶インク色鉛筆)を使うようになりました。アカデミックな絵の勉強をする機会がなかったこともあり、「こうでなければならない」という概念や、セオリーがあまり無いのだろうと思います。
▼作品の世界観について
ただただ技術が優れ、上手い、ということより(上手いに越したことはないでしょうが…)
”生きた馬”を描きたいと、触った時の被毛のぬくもり、息づかい、乗った時に感じる筋肉の動き、駈けてくる時の蹄の音まで聞こえるような…とイメージしながら描いてきて、馬だけは何も参考資料がなくても描けるようになりました。
世界でもっとも美しく馬と動く、フランスの騎馬オペラ曲馬団”ジンガロ”の座長バルタバス氏が演出・出演・監督した映画、【MAZEPPA】ジェリコー、マゼッパ伝説 というフランス映画の作中に、若き才能ある画家の馬の絵をみた曲馬団の親分が、「この絵からは馬のにおいがしない!」と叱咤鼓舞するセリフがあり、十二歳くらいのころ観たと思うのですが、ひどく心を揺さぶられたのを覚えています。
▼プロフィール
今井 優美子(Yumiko Imai)
函館出身。旭川を経て札幌在住。
イラストレーター、ぺインター
セラピーホース調教スタッフ
製作歴
【書籍】
2005~2008年 ルアーフィッシングマガジン「Gijie」連載、挿絵
2022年 幻冬舎「知識ゼロからの日本刀入門」挿絵
2023年 つり人社「絶体絶命アウトドア体験談」挿絵 ※09年刊行再編集
【出展】
2017年 【illstration update vol.6】共同展(ヒラマ画廊/旭川)
2018年 【Animals展】共同展(ヒラマ画廊/旭川)
【illstration update vol.7 】共同展(ヒラマ画廊/旭川)
2019年 【空想ユートピアいのちの地球展ⅲ】共同展(AAAGallery/横浜)
【生身と機械の融合展】共同展(TOKYO BOJI GALLERY/東京)
2022年 【レッドリスト展】共同展(TOKYO BOJI GALLERY/東京)
その他製作
・2009,2017年 富良野トレッキングサポート遊馬 看板製作
・2005年 旭川Barシンタモール 壁画制作
Instagram: https://www.instagram.com/pamiko_imai/
INFORMATION
- 日程
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2026年08月15日(土)〜2026年09月07日(月)
- 時間
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12:30 - 22:30(日月火祝 -21:00)
※フードLO:閉店2時間前・ドリンクLO:閉店1時間前
※来客不在の際は 21:30(日月火祝は20:00)で閉店
- 休館日
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水曜日/8月25日(火)
- 入場料
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無料
- アクセス
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札幌市中央区北1条西23丁目1−1 メゾンド・ブーケ円山 1F
- ◎地下鉄 東西線 円山公園駅 出口5 徒歩7分
- お問合せ
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011-615-2334
- SCHEDULE
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2026/08/15 [Sat]〜2026/09/07 [Mon]
- TIME
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12:30 - 22:30(Sun, Mon, Tues, and holidays -21:00)
- CLOSED ON
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Wed. / 25 Aug.
- FEE
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Free
- ACCESS
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Maison de bouquet Maruyama 1F , 1-1, N1-W23, Chuo-ku, Sapporo
- Tozai Subway Line MaruyamakoenStation Exit5 7minute(s)walk
- CONTACT
-
011-615-2334