S-AIR秋期レジデンスプログラム滞在制作成果発表「マリーン・イム & エヴァ・ジェルソン 展覧会」

S-AIR Exchange Programme 2017 Maline Yim & Eva Gerson Exhibition

naebono なえぼのアートスタジオ

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S-AIR秋期レジデンスプログラムでは、カンボジアのSa Sa Art ProjectsとフランスのLe Lieu Uniqueとの連携により、マリーン・イムとエヴァ・ジェルソンを招へい。
本展では、二人のおよそ2カ月に渡る滞在制作の成果をご覧いただきます。
また、会期中の12月16日(土)18時より、二人のアーティスト・トークを開催します。皆様のご来場をお待ちしております。

★16日(土)、17日(日)は、なえぼのアートスタジオ入居メンバーによるオープンスタジオも開催します。

<アーティスト・プロフィール>
●マリーン・イム | Maline Yim (カンボジア)

フランスとカンボジアでドローイングや立体作品、インスタレーション等を中心に制作を行う。プノンペンを拠点に、アメリカ、南アフリカ、フランス、シンガポール、香港で個展やグループ展に参加するなど、国際的に活躍する。イムは、「遊び心」と「不安感」が同居するような作品を制作する。細緻な黒鉛ドローイングから存在感のある立体作品まで、彼女のコンセプトの土台となっているのは、カンボジア内戦の最中に育った子供時代の記憶を消化することや、この時代がもたらした複雑な影響、今日の個人的及び社会的構造における人間の自然との関わりについての考察である。イムの野心的で巧みな素材の使い方は観る者の捉え方に異議を唱え、また、作品に内在する不確かさや緊張感は、観る者の安心感を揺さぶる。

●エヴァ・ジェルソン | Eva Gerson (フランス)

「書くという行為」と「物理的な素材」を合わせた二重の構成を用いて制作するアーティスト。彼女の作品では、音、歌、映像、オブジェ、彫刻など、さまざまなものが素材になる。「書く」ことも同様に、記号のない物語を読み取ることによって、現実であり、かつ幻想的な空間をつくり出す。「書く」という行為は至る所に存在する。「書くという行為」と「物理的な素材」を並列させることにより、この二つの要素が交差し、触れ合い、混じり合う。素材は、それらを装飾し形作る言葉から、決して離れたり消えたりしない。それぞれの音が、音楽によって導かれる幻想的で批評的な世界へと、私たちを誘う。

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●関連イベント:なえぼのアートスタジオ / naebono オープンスタジオ

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NPO法人S-AIR+ハレバレシャシン / 小田井真美(GASTSTUDIO / 客間)
佐野由美子(YUMIKO SANO) / 瀬戸一成

INFORMATION

このイベントは終了しています

日程

2017年12月13日(水)〜2017年12月17日(日)

時間

平日 17:00-20:00 / 土日 13:00-20:00
12月16日(土)18:00〜 アーティスト・トーク

入場料

無料 

アクセス

naebono なえぼのアートスタジオ

札幌市中央区北2条東15丁目26-28

お問合せ

特定非営利活動法人S-AIR(エスエア)
なえぼのアートスタジオ/naebono内2F tel.011-299-1883 info@s-air.org

This event has ended.

SCHEDULE

2017/12/13 [Wed]〜2017/12/17 [Sun]

TIME

Week day 17:00-20:00 / Sat.&Sun. 13:00-20:00
12/16 sat. 18:00- Artist talk

FEE

Free

ACCESS

naebono Art Studio

26-28, N2-E15, Chuoku, Sapporoshi

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